他人の意見で進路を決めると99.9%後悔します。
受験生のみなさん、夏休みはさぞ勉強に励んだことでしょう。
夏休みを制する者は受験を制すなんて言われるくらい非常に大切な時期です。
今回は日々努力し続ける受験生(特に周りから自分の進路について否定的な意見を受けている人)に向けて話そうと思います。
まず、冒頭で随分と上から目線で語りましたが僕は情報専門学生です。
有名大学どころか大学生ですらありません。
なのでこれから話す内容は「センター物理で8割取る方法」とか「1/6公式の使い方」とかそんなものではありません。
科目の話は講師に任せて、ここでは受験期の僕の話をしようと思います。
とは言え見知らぬ者の過去に興味はないでしょう。
二つ目の項目だけで充分です。
高校時代(受験期)
僕はもともと大学志望でした。
偏差値50後半の近くの大学です。
近場で選んだと言われれば否定はできませんがそれでも地域経済学を学びたいという目的は確かにありました。
ですが高3の秋、最後の面談で担任から
「推薦で受からなかったら第二志望(書けと言われたから書いた行くつもりのない大学)にしろ」
と言われました。
僕は3年間勉強し続け専らセンター試験での受験を望んでいました。(話すの苦手だし)
その旨を伝えても「お前にはセンターを受けさせない」と言うばかり。
理由を聞くと「進学校じゃないから無理」と言われ心底腹が立ちました。
理由になっていない。
ついには
「第一志望にこだわりすぎ。それがワガママっていうことがわからんの?」
とか
「あんまりしつこいと強制的に第二志望受けさせるぞ」
という脅迫までされました。
勿論、「勝手に第一志望受ければ、わかっているな」的なことも。
で、結局落ちました。
当然です。
進学校とは違いガチガチに勉強するのは僕ぐらいで、一人で浮いてましたから話すことなんてそうありません。
そこでその教師が近寄ってきて「どうする?進路」と聞いてくるわけです。
ふざけるな。
落ちたら強制してでも第二志望受けさせるんじゃなかったのか。
完全にその場しのぎの脅しの言葉だったというわけです。
でもセンターは受けさせないというのは変わってませんでした。
ここで僕はもう原型を留めていません。
精神的に不安定な受験前の時期に志望をワガママと言われ、脅され、落第。
大学へ行く人は少数で、大抵の人は就職や推薦で進路が決まっているのも相まって枯れました。
泣けません。
本当に絶望したとき人は枯れます。
その後僕の場合、教師に対する怒りが沸き上がりました。
でも絶対に第二志望の大学には行きたくなかったので(悪評が目立つ学校だから)、たまたま資料が目に付いた今の情報専門学校を選びました。
パソコンなんか触ったこともないのに。それだけヤケクソです。
正直受験する気も起きなかったので書類の指定校推薦で進学。
でも今思えば勝手にセンター受ければよかったなと思います。
これだけは心に留めて欲しい
今の受験生の中にも色んなことが理由で周りから反対されている人がいるかもしれません。
ですが、絶対に諦めずに努力を続けて欲しいと思います。
今の学校は悪くないですし、情報の楽しさもわかってきたのですが、やっぱり僕の第一志望の大学に進学した中学時代の友の話を聞くと羨ましく思います。
本気で努力して駄目だったなら悔いは残りにくいですが、他者が理由で諦めた場合は必ず後悔します。
これはすべての分岐点についても言えることだと思います。
第一志望はワガママなんかではありません。
こだわるどころか纏わり付いて離れないでください。
また、仮に駄目だったとしても悲観する必要はありません。
情報の知識皆無だった僕が情報専門学校の上位にいるのですから、僕より賢いみなさんは0からの再スタートも全然切れると思います。
とは言え一番はみなさんが僕と同じ思いをせず、無事第一志望に合格することです。
幸運を祈ります。