【生物】〜走性について綴る〜
こんばんは。ヘドロ>俺です。
先日、我が家の愛猫がトイレに向かって懸命に鳴くもんで扉を開けると過去一デカい“G”が居りました。
明かりを点けるや否や即座に便器の後ろの隙間に隠れる様を見て、
「おぉ、これが負の走光性か」と感心しておりました。(早よ捕まえろw)
明かりを点けるとGが闇に紛れるように、生物にはある刺激に対して主に遠退くか近寄るかといった走性が備わっています。
走性には
- 走光性(光に対する反応)
- 走地性(重力に対する反応)
- 走化性(化学物質に対する反応)
- 走触性(接触刺激に対する反応)etc...
と多くの種類があり、それぞれについて
刺激に近寄る性質を正の走性、刺激から遠退く性質を負の走性と言います。
<例>
- Gが暗所を好む→負の走光性
- Gが狭い所を好む→正の走触性
- 細菌が誘引物質に向かう→正の走化性
- 魚が流れに逆らって(流れの源に向かって)泳ぐ→正の走流性
ここであることに疑問を抱く方もいるかもしれません。
そう、なぜ虫は太陽や月に向かって飛んで行かないのか。
確かに正の走光性を持つ虫は太陽や月に向かって飛んで行ってもおかしくないように思えます。(飛んで行ってくれるとありがたいby虫嫌い)
僕も最初はおかしくない気がしましたが、どれだけ思い返しても太陽に向かって飛ぶ虫、そんな“夕陽に向かって走れ!”的な虫の姿を見たことがありません。
実際虫が太陽に飛んで行く様を見て「バイバイ!」と手を振った経験がある方はいないことでしょう。
それにはどうやら虫が飛ぶ角度や光のタイプが関係しているようです。
太陽や月は距離が遠いため地球に差す光は直線的でほぼ並行になります。
その直線的な光をもとに虫はそれぞれある角度や方向を保ち飛び続けることが可能です。
と、ひとまずこれが太陽等に向かって飛んで行かない理由の一つです。
一方で街灯や家の電気などの人工的なライトは距離が近く、また放射状に光を放ちます。
つまり虫が移動すると、『虫が光源に向かうとき光源は前方に、虫が光源を通過すると光源は後ろに』といった具合に虫から見た光源も移動するのです。
ここで街灯に集う虫を想像してみてください。
螺旋を描くようにグルグル飛んでいることがほとんどではないでしょうか?
虫「光や!うおぉぉぉぉ!」
虫「あれ?通り過ぎた!光は後ろや!うおぉぉぉぉ!」
虫「あれ?通り過ぎた!・・・(繰り返し)」
イメージとしてはこんな感じでしょうw
自然な明かりを頼りに飛ぶはずが人工的な明かりの増加により妨げられているというのならばこれも虫が太陽に向かわない理由になり得そうです。
もともと大嫌いなものも正体を知れば少しはマシになるのではないかと思い虫について調べ、特に走性に興味を持ったわけですが、やはりいくら走性だからと言ってもGが蠢けばゾワッとしますし、蛾が飛んで来れば恐怖のドン底です。
相手を知ることは大切ですが、好みとはまた別問題ですね。
18歳の人生経験に乏しい僕が偉そうなこと言えませんがw
まとめが下手くそで話が変な方向に逸れているので強制終了です。
これから慣れるといいのですが。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
拙い文章で申し訳ないです。
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今回初投稿にして中々マニアックな話を綴ったわけですが、特に毎回学問について語るわけではありません。
その点に関しては明日、また詳しく語ろうと思います。
またブログについて全くの無知で、設定も不完全なところがあると思うので、「ここ設定しないんですか?」など教えていただけるとありがたいです。